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<宝泉院縁起>
平安初期、比叡山に天台仏教を開いた最澄の高弟・円仁が唐に渡り、十余年間の仏教修学を終え、帰国し、叡山に密教、五会念仏、等またその法要儀式に用いる仏教音楽「声明」を伝えた。
後、長和2年(1012)寂源は大原寺(勝林院)を創建し、法儀声明を盛んにした。
平安末期、良忍が出るに及んで大原は、法儀声明の修学地(声明の里)として有名になる。
当院は、大原寺(勝林院)住職の坊として平安末期頃よりの歴史をもち、現在に至っている。
<建物>
室町時代文亀2年の再建といわれるが、建物等の形式からみて江戸初期頃の再建だと思われる。
<額縁庭園>
客殿の西方、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する。竹林の間より大原の里の風情を満喫できる。庭の名前は盤桓園(立ち去りがたい意)と称する。 |
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