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明治20年(1887)に磐梯山北側の小磐梯山が小規模な爆発を起こした。それによって引き起こされた土砂が川をせき止め、多くの湖沼が出来た。五色沼の誕生である。五色沼は、火山性の水質の影響や、植物・藻などにより、緑、赤、青などの様々な色を見せてくれる。
五色沼自然探索路「毘沙門沼−赤沼−みどろ沼−竜沼−弁天沼−るり沼−青沼−柳沼」に沿って歩く。 |
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<五色沼の水の色>
五色沼湖沼群は、美しい青色を基調にしてさらに幾つかの色が混ざり合い、それぞれに異なった微妙な色合いを見せてくれている。
五色沼の水には、アロフェンと呼ばれる鉱物質(アルミニウムの含水ケイ酸塩)の微粒子が大量に含まれており、これらが水中に入った太陽光を反射することで、あの美しい青色が見られる。また、沼の底や水草などに沈殿付着した酸化鉄により、赤褐色に見える部分もある。
このような五色沼湖沼群の神秘的な色合いは、様々な鉱物質を含んだ性質の異なる水系の水が混ざり合うことによって作り出されている。 |
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