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寒天はテングサ(天草)、オゴノリを原料として作られる。原料を水漬けして柔らかくしてから少量の酢を加えて煮る。煮溶けた液を凝固したものが「ところてん」である。この「ところてん」を包丁で切り、夜の寒気にさらして凍結させる。そして、それを昼間の日光にあて融解・乾燥させると寒天ができる。
一般に角寒天(棒寒天)は、テングサとオゴノリを混ぜて作られ、糸寒天(細寒天)はテングサから作られている。
冬の寒さを活用した製法から長野県諏訪地方が寒天作りの産地として有名であるが、ここ岐阜県恵那地方も似たような気候であることから寒天作りが行われている。 |
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