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竹田市の伝統ある郷土玩具を代表するものの一つとして有名な「姫だるま」は、豊後岡藩の禄高の低い武士の妻をモデルに作り始められたといわれており、可愛らしい起き上がりこぼしです。正月の縁起物として飾られている。(F.S
さんより)
日本全国郷土玩具バーチャルミュージアム 民芸館 のHPより「姫だるま」の解説を引用
『「姫だるま」は、この県の伝統のある郷土玩具を代表するものの一つです。玉来駅(無人駅)から北2キロ近くの所で、後藤明子さんが作っています。姫だるまは、別府の「大分県物産観光館」や竹田市内の岡城跡の土産店で販売されています。
「姫だるま」がいつ頃から作られたかは、不明ですが、この地方には古くから大正末頃まで続いた正月の習俗に、各家にこの「だるま」を配り祝う行事があり、その頃はこれを「福女」「おきあがり」などと呼びました。
正月2日の未明、ホギト(祝人)が来て「やあーおきあがり、おきあがり」と声をかけながら、玄関や戸口におきあがりを置いて行きます。ホギトには御祝儀を渡し、おきあがりは神棚や酒樽の上に飾りました。
現在作られている「姫だるま」は高さ8〜20センチの、8種です。後藤さんのだるま作りは2代目で、初代の恒人さん(昭和47年没)は昭和27年頃、旧家に残っていた古いだるまから原型を作り、復活、制作を始めたものです。従来は「竹田のおきあがり」などと呼んでいたものを、昭和31年から「姫だるま」と名付けました。』 |
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