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注染とは型染の一種で、何枚もの布を重ね、柄の部分にやかんで染料を上から注ぎ、下からポンプで吸引し染料を浸透させることで染めていく。その発祥は明治時代にまでさかのぼり、浜松の地では大正時代初期に関西より浜松へ来た久保米吉が、浜松市尾張町に久保染工場を開設し、簡単な浴衣や手ぬぐい等の染色を始めたのが最初とされている。平成13年(2001)のは静岡県知事指定の郷土工芸品に選定。(撮影は浜松市のギャラリーモール「ソラモ」にて) |
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<注染そめの特徴>
・染めた布に表と裏がない。
・たくさんの色を1回で染色できる。
・模様は小紋柄より大きめの中柄。
・通気性がよい。
・同じ型紙でどんな色にも染色ができる。
<染め方の種類>
@一色染め
白地に紺、紺地に白など、一色に染める。
A差分染め
2種類以上の染料をそれぞれの模様の部分に注ぎ分ける
B細川染め
2〜3枚の型紙を使い、差分染めを繰り返し繊細な柄に染める。
(「細川染め」の名前は、江戸時代の熊本藩の細川氏が二度繰り返さないと気が済まない性格二度染めをしたことからなんて説も) |
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変わり織 注染染め(細川) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、複数の型紙を使用している。涼しげな変わり織、水を何回もくぐった細川染め、と着心地の良いゆかた。2007高校生ゆかた柄デザイン画コンクールグランプリの作品です。 |
変わり織 注染染め(細川) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、複数の型紙を使用している。涼しげな変わり織、水を何回もくぐった細川染め、と着心地の良いゆかた。2005高校生ゆかた柄デザイン画コンクール上位入賞の作品です。 |
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平織 注染染め(細川) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、4枚の型紙を使用という、水を何回もくぐった細川染めの個性的ゆかた「です。2004高校生ゆかた柄デザイン画コンクールグランプリの作品です。 |
変わり織 注染染め(細川) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、複数の型紙を使用している。涼しげな変わり織、水を何回もくぐった細川染め、と着心地の良いゆかた。2005高校生ゆかた柄デザイン画コンクールグランプリの作品です。 |
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特岡平織り 注染染め(差分け) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、「東京長板染め」と見違える程、「型」の継ぎ目が見事です。知らない方はエンドレスの柄の為、プリントと勘違いする。キングサイズの巾なので「粋」なペアでいかがですか。 |
特岡平織り 注染染め(差分け) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、「東京長板染め」と見違える程、「型」の継ぎ目が見事です。知らない方はエンドレスの柄の為、プリントと勘違いする。キングサイズの巾なので「粋」なペアでいかがですか。 |
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特岡平織り 注染染め(差分け) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、「東京長板染め」と見違える程、「型」の継ぎ目が見事です。知らない方はエンドレスの柄の為、プリントと勘違いする。キングサイズの巾なので「粋」なペアでいかがですか。 |
特岡平織り 注染染め(一色) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「一色」技法を用い、「東京長板染め」と見違える程、「型」の継ぎ目が見事です。知らない方はエンドレスの柄の為、プリントと勘違いする。注染に徹した職人の意気込みを感じる。 |
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十字紅梅 注染染め(差分け) 綿100%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、1枚の型紙を使用している。1枚の型紙のみで、何枚も使用したような柄を染め上げる職人の技術は見事です。黒地に咲いた大輪のひまわり、個性あるパンチのきいた柄です。 |
滝麻先染め 注染染め(差分け)
綿77%、麻23%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、1枚の型紙を使用している。1枚の型紙のみで、何枚も使用したような柄を染め上げる職人の技術は見事です。ぼかしが効いた大輪の花が「ゆかた姿」を引き立てることでしょう。 |
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滝麻先染め 注染染め(差分け)
綿77%、麻23%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、1枚の型紙を使用している。1枚の型紙のみで、何枚も使用したような柄を染め上げる職人の技術は見事です。「幾何学模様」の新しいゆかたです。 |
滝麻 注染染め(差分け) 綿77%、麻23%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「差分け」技法を用い、1枚の型紙を使用している。1枚の型紙のみで、何枚も使用したような柄を染め上げる職人の技術は見事です。昔からある、紺地に花というバランスにほっとするゆかたです。 |
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滝麻先染め 注染染め(細川)
綿77%、麻23%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、複数の型紙を使用している。麻23%を含む生地、滝麻の織、水を何回もくぐった細川染めと三拍子揃った着心地の良いゆかた」幾何学模様」の新しいゆかたです。 |
滝麻先染め 注染染め(細川)
綿77%、麻23%
郷土伝統工芸である「注染染め」の中で、「細川」技法を用い、複数の型紙を使用している。麻23%を含む生地、滝麻の織、水を何回もくぐった細川染めと三拍子揃った着心地の良いゆかた」幾何学模様」の新しいゆかたです。 |
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<染め>
染めの工程にはいろいろあるが、その中で、主に手作業で染めていく「注染染め」と、近代的な機械で染色し、様々な加工をする「染色加工」などがある。
「注染染め」は職人があみ出した世界にない日本だけの染色技術です。型付け職人が糊付けし、職人が染料を注いで染める二人三脚の匠の技術です。
ゆかたやお祭りの手ぬぐい、鑑賞用の高級手ぬぐいの染め物として親しまれている。「染色加工」は、洋服などの生地に使われ、その技術開発力は国内外トップクラスに位置づけられている。
<浜松注染染めのこだわり>
@色のにじみ方、色のぼかし方がきれい、ありとあらゆる染料を使いこなし、多彩な色づかいで表現できる。
A地元で織られた生地を地元で染めている。
B板場と紺屋それぞれの職人が手作業で染める。職人は若手からキャリア50年以上まで
C機械で引っ張ったりせず、手作業で染めるため生地の良さを生かせる。 |