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<見えないところに仕掛けられた技>
釘やネジを使わずに、木材と木材がどう組み合っているのか一目ではわからない、指物の技で作られた五重塔の建築模型です。木材を組み合わせ接合する部分は、出っ張りのある「ほぞ」と、それをはめ込む「ほぞ穴」で構成されている。
指物は、ものさしで寸法を測り作ることからそう呼ばれるようになったともいわれ、通常は箪笥(たんす)、座卓、衝立(ついたて)など、家具調度品の製作に使われる技術です。(指物:高梨伊之吉)
<五重塔>
仏教建築の象徴である五重塔などの塔は、本来はお釈迦様の骨を安置するための施設で、お釈迦様の墓と位置づけられていた。1000年のちの世まで残るように、当時の工人たちは技術の粋を集めて建築に当たった。 |
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江戸川伝統工芸の数々というか、それともその一部といったらよいのか。江戸川区総合文化センターにて。 |
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