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四村川沿いの狭い谷の両岸に旅館が並んでいる静かな温泉街である。この温泉街には小栗判官回復の言い伝えがある。その内容は、下記に解説版の内容を記す。
『常陸の国の小栗判官は、相模の国の郡代、横山将監の一人娘で東国一の美女と誉れ高い照手姫と恋に落ち、父将監の許しを得ず婿入りする。小栗は将監の怒りに触れ毒殺される。 地獄に落ちた小栗は閻魔大王の計らいにより餓鬼の姿でこの世に戻される。
その後藤沢のお上人様のお導きで照手と再会。「耳も聞こえず、目も見えず、物も言わぬ」餓鬼の身となった小栗は、照手の引く土車に乗せられ紀州熊野湯の峰温泉を目指し苦難の旅を続ける。途中善男善女の助けを受けながら藤沢を出て444日で湯の峰温泉に辿り着く。熊野権現と薬湯の効あって、壷湯に浴するうちに奇跡が起こり、49日にして小栗は見事元の姿に回復する
照手の情愛に支えられ、熊野で蘇生した小栗判官物語は室町時代のロマンとして今日まで語り継がれている。』
この小栗判官伝説のつぼ湯がある。(2段目右画像)このつぼ湯は貸切制になっている。川沿いには湯筒があり、熱湯が湧き出ているので卵や野菜を茹でている光景が見られる。(3段目右画像)
泉質:重曹硫化水素泉。源泉:温度92℃ |
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