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天人峡が湯の郷として幕を開けたのは明治30年(1897)。旭川市で旅館業を営んでいた故松山多米蔵翁がアイヌの人から滝と湧泉の話を聞き、案内を受けて忠別川をさかのぼって湧き出る温泉を見いだした。松山翁は3年後、天人閣の前身にあたる松山温泉を開く。昭和11年(1936)、この地の地名は「天人峡温泉」と定まり、自然美を豊かに残す名泉として親しまれてきた。
「天人閣」の露天風呂などに入る。天人峡温泉は、湧出時は透明だが空気に触れると茶褐色に変色する。 |
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<天人閣の風呂>
・自然湧出100%の天然温泉。温泉温度は54度です。
・源泉を浴槽まで引いてくる間にさめて42〜43度になる。
・豊富な湧出量のため一度浴槽にいれたお湯は全て捨てている。循環式ではない。
・天然温泉100%ですので湯花が豊富です。
・泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
<天人閣の湯元>
・浴場より羽衣の滝へ向かって200m位先が湯元の場所です。
・湯元では温泉が、地下より自然噴出している。
・湯元に於ける温泉温度は54°です。
・元より自然落差を利用して150ミリの塩ビパイプで浴場迄引湯している。
・天人峡は標高600mで湯元から天人閣が建っている場所の、地下300mのところは温泉のタンクとなっている。
<天人画の飲料水>
水源地の場所は忠別川対岸の節理のふもとにある。大自然の山々に降った雨が何百年もたって柱状節理の麓から湧水となって噴き出しており、この場所から塩ビパイプで自然落差を利用して旅館へ引いている。 |
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