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水上温泉、谷川温泉、うのせ温泉、湯桧曽温泉、向山温泉、宝川温泉、湯の小屋温泉、上の原温泉などを総称して水上温泉郷と呼ばれている。これらの温泉は、群馬県の北部にあって、利根川に流れ込む川沿いに温泉が点在する群馬県有数の温泉郷になっている。
水上温泉は、JR水上駅周辺にあり、下に利根川を見、上に谷川岳を見上げる温泉街である。泉質は、単純温泉・硫酸塩泉です。与謝野晶子、太宰治、若山牧水、北原白秋などの詩人や文学者も足しげく訪れたと記されている。
道路脇に「ふれあい交流館」という日帰り温泉施設がある。入口付近に足湯がある。家族連れが楽しんでいる。 |
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水上温泉のいわれは、水上観光協会・水上温泉旅館協同組合のHPには、下記のように掲載されている。
『温泉街(湯原)のお湯の源泉は、現在の「旅館 藤屋」の崖下にある利根川の右岸の中腹に湧くお湯でした。このお湯を崖の上まで引き上げたことについては2つの伝説があります。
永禄6年(1563)の頃、湯原の建明寺の二代目住職の海翁和尚は、ある秋の日利根川沿いに崖から白い湯煙が見えました。怪しんでよく見ると、洞穴から熱湯がこんこんと湧き出していました。喜んだ海翁和尚は恵みの湯を衆生のために活かそうと考えました。しかし、どうやって崖の中腹から地上に上げるか悩みます。まずは粘土で岩の割れ目を塞ぎ、お湯上に上げるように工夫をしましたが失敗してしまいました。そこで、仏の加護にすがろうと思い読経をし、粘土の中に小石を混ぜ、その小石に経典の経文を書き積み上げることを見事に成功させ、お湯は地上に引かれたといいます。
もうひとつの説は、四百余年も昔、1人の旅僧がこの村を訪れた。僧は利根川の崖から湯煙の立とのを見て、石を重ねて3年近い歳月を費やし、ついに地上に引き上げることに成功しました。お湯の出た8月のある日、僧を泊めていた家の家主が戸を開けると軒下に一足のわらじが朝露に濡れていて、僧の姿は見えず行方もわからなくなったといいます。』 |
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