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志賀直哉は「城の崎にて」、与謝野晶子、有島武郎も城崎温泉を舞台にした作品を残しており、多くの文人が訪れている日本有数の温泉である。若い時代に訪ねたなりで、ずっと来ることはなかったが、今回、機会があって訪ねることができた。街の中央を流れる大谿川に沿って柳の並木が続く情緒あふれる街並みなど昔の面影が残っていた。かつての若かりし頃の自分を確かめるような気持ちで散策する。地蔵盆の日だったのであちことで提灯が飾られていた。湯が私には熱かったので、湯上がりの風が大変心地よかった。
城崎と言えば何といっても外湯が知られている。現在、「一の湯」、「鴻の湯」、「御所湯」、「まんだら湯」、「柳湯」、「さとの湯」、「地蔵湯」 と7つの外湯があり、それぞれに特徴があるように記されている。「一の湯」に入ったがそこには洞窟風呂があった。私にはかなり熱くて長くは入っていられなかった。1つの湯でダウン、とても7つもまわる自信はない。皆さんはどのくらいまわるのだろうか。 |
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