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温泉には様々な種類がある。単純温泉と表記されたところが多いが、含まれる成分によってそれぞれ特徴がある。主なものを次に記す。
○単純温泉(単純泉)
無色透明、無味無臭。これは含まれる成分の含有量が少ないためである。効用は神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、冷え性、疲労回復、健康増進などである。
○硫黄泉
硫黄が多く含まれる温泉。卵の腐ったような硫化水素の臭いがするのですぐ分かる。時に硫化水素で中毒事故がある。微白濁色。効用は皮膚病、リュウマチ、喘息、婦人病などである。
○塩化物泉(食塩泉)
ナトリウムが含まれる温泉。効用は外傷、慢性皮膚病、打ち身、ねんざ、リュウマチ、不妊症などである。
○含鉄泉
鉄を含む温泉で湯の色が茶褐色。水中の鉄分が酸化するためである。タオルを入れると大変。色がつく。殺菌消毒作用があり、保湿効果が高いので体がよく温まる。貧血に効くといわれる。
○酸性泉
刺激が強く、殺菌効果が高い。したがって水虫や湿疹など、慢性皮膚病に効く。肌の弱い人は注意が必要である。
○炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉)
アルカリ性の湯。効用は(重曹泉)美肌効果、外傷や皮膚病。(重炭酸土類泉)外傷、皮膚病、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患などである。
ここでは、伊豆長岡温泉・有馬温泉・城崎温泉などの名の知れた温泉、神楽の湯・大江戸温泉物語などの日帰り温泉を集めました。 |
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