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<『坊ちゃんの間』のゆかり>
道後温泉本館は、明治27年(1894)に建設され、平成6年(1994)12月には温泉施設として、初めて国の重要文化財に指定された。
明治28年(1895)の4月に、文豪夏目漱石が、松山中学校の英語教師として松山に来られた。漱石は、道後温泉をこよなく愛され、そのことが小説『坊ちゃん』の中でも紹介されている。
明治41年(1908)、松山が生んだ俳聖正岡子規と、子規の友人である柳原極堂の”生誕100年祭”を催した際、漱石の娘婿の文人松岡譲氏を招き、漱石をしのび、このゆかりの部屋を同氏が『坊っちゃんの間』と命名したものです。(3段目画像)
<則天去私>
則天去私(そくてんきょし)は、夏目漱石の最晩年(大正5年)のことば。小さな私を去って、自然にゆだねて生きること。 |
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