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<マグロ一本釣り>
明治・大正時代のマグロ漁は、大諜網や一本釣りであった。昭和30年代に入り漁船の大型化や漁具の進歩と相まって豊漁を続けた。その後、エサにするトビウオのヒレに針金を付けて、トビウオが生きているようにみせる仕掛けが考案されるなど漁法にも次第に工夫が重ねられ、北海道や沖縄の漁師にも指導されている。
また、大間のマグロ漁を題材にして描かれた、吉村昭の小説「魚影の群れ」は全国的に脚光を浴び、相米慎二監督によって映画化された。 |
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<超大物マグロ>
大間のマグロは超一級品として取引されていたが、昭和50年前後を境に、大間沖からの水揚げはほとんど無く、再びマグロが戻ってきたのは、平成5年(1993)のこと。平成6年(1994)には、440sの超大物マグロも釣れるようになった。
マグロの漁期は以前、7月から10月頃であったが、近年は9月から12月と変化してきている。
また、平成8年(1996)には12月末までで、170トンが水揚げされ、このうち100sを超える大物も213本を数えた。 |
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訪れた時期は4月。マグロ漁の漁期ではない。マグロの姿はなかった。 |