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過去40年でベストセラー36回をとり、トヨタの看板車種でもあるカローラ。1企業の自動車というより日本の高度成長、バブル崩壊という歴史と共に歩んできた車でもある。メガウェブ(MEGAWEB:東京都江東区青海1丁目)で展示されていた「カローラ生誕40周年記念展」における歴代カローラを見ながら、自分史を重ねている自分を発見した。 |
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<1代 80点主義+αの思想>
カローラの開発は、昭和36年(1961)に発売された「パブリカ」の反省から始まった。「自動車が世の中の心をとらえるには全部が80点ではダメ、そこに何か”+α”がなくてはいけない」ーそこで、カローラの初代チーフエンジニア長谷川龍雄は「乗る楽しさ=スポーティ性」を追求。こうしてカローラは誕生した。
○「プラス100ccの余裕」が43.2万円
大衆車が軒並み1,000ccであった当時に、カローラは1,100ccで登場した。「プラス100ccの余裕〜日産サニーの価格41万円に2.2万円を足せばプラス100ccのクルマに乗れる」というアピールが大成功をおさめ、カローラの名は瞬く間に世の中に広がっていった。(当時の大卒平均初任給は、約2.6万円)
○広告キャッチコピー
日本のハイコンパクトカー 「プラス100ccの余裕」 |
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