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アメリカ環境保護庁公認の第1号、”CVCC”エンジンを搭載。排気ガス規制”マスキー法”に対応、副燃焼室を採用したユニークな構造をもち、画期的な低公害車として注目された。昭和48年(1973)
エンジン |
CVCC 水冷4サイクル 直列4気筒横置 DOHC 3バルブ 1,488cc |
最高出力 |
63PS/5,500rpm |
重量 |
740s |
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当時達成不可能と言われた、アメリカの排出ガス規制「マスキー法」を世界に先駆けてクリアしたCVCC(複合過流調速燃焼)エンジン。 |
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<世界のベーシックカー”シビック”>
昭和47年(1972)、ホンダはシビックを発売。ホンダの四輪開発の基本である「メカは小さく、人のための空間は大きく」という設計思想を徹底し、国産車の枠を超える「世界のベーシックカー」を目指して誕生した。
国産小型車のほとんどがFRのセダンだった当時、シビックはトランクのないFFの2BOXとし、四隅いっぱいにタイヤを配置。この独創的な「台形ハッチバックデザイン」により、従来の小型車では叶えられなかった優れた居住性や操縦安定性を実現した。特にエンジンもそれまでの高回転・高出力型ではなく、50PS/L程度に抑えることで一段とコンパクトになり、広い車室レイアウトを可能にした。足回りにもストラット方式の四輪独立懸架サスペンションなどの先進技術を導入。小型車の新境地を開拓し、以降に続くスタンダードなスタイルを確立した。
国内外で高い評価を得て、「Civic=市民の」という名のごとく世界の街角に溶け込んでいったシビック。昭和48年(1973)には、世界で最初に「マスキー法(当時最も厳しいとされたアメリカの排出ガス規制)」をクリアした「CVCCエンジン」搭載のシビックCVCCがデビュー。ホンダの技術力を世界に知らしめ、シビック人気に拍車をかけた。 |
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CVCCのポスター。 |
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