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’84年ヨーロッパF2選手権シリーズチャンピオン獲得。11戦9勝を飾ったRA264E搭載車で、開幕から6連勝、前年を含めて12連勝を記録。(No.1
M.サックウェル)昭和59年(1984)
エンジン |
RA264E 水冷4サイクル 80度V型6気筒 DOHC 1,996cc |
最高出力 |
330PS以上/10,500 |
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<F1復帰への前哨戦”F2 ラルトホンダ”>
昭和43年(1968)のF1をもって国際四輪レースを休止していたホンダは、昭和55年(1980)、ヨーロッパF2選手権で本格的に活動を再開。この時エンジン供給メーカーとしてホンダが開発したエンジンは、排気量2リッター、超ショートストロークタイプのV型6気筒。F3でトップコンストラクターに成長しつつあったラルトをパートナーに選び、ラルトホンダとして再びレースの世界に挑んだ。
ラルトホンダは1980年の第6戦でデビュー。フル参戦を開始した翌昭和56年(1981)には早くもタイトルを獲得。1982年こそタイトルを逃がすも、昭和58年(1983)は第7戦から6連勝し、再びタイトルを手にした。そして、昭和59年(1984)、ラルトホンダはこの新型RH−6−84を投入。11戦中9勝をマークするという他を寄せつけない走りでヨーロッパF2選手権の最終シーズンを制し、3度目の王座に輝いた。
また、ホンダは、1983年にエンジン供給メーカーとしてF1の舞台に復帰。排気量1.5リッターのF1用ツインターボエンジンは、これらF2参戦でパフォーマンスを磨いたV型6気筒エンジンをベースに新開発されたものだった。 |
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