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’65年よりブラバムレーシングチームに新開発のF−2エンジンを供給。’66年にはヨーロッパのレースで11連勝を達成。(優勝車 No.3 J.ブラバム)昭和41年(1966)
エンジン |
水冷4サイクル 直列4気筒 DOHC 994cc |
最高出力 |
150HP/11,000rpm |
最高速度 |
270q/h |
重量 |
420s |
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<驚異の11連勝”F2 ブラバムホンダ”>
昭和39年(1964)にF1初参戦を果たしたホンダは、翌昭和40年(1965)から排気量1リッターのレーシングマシンで戦うF2にも参戦。車体は製作せず、エンジン供給メーカーとして挑戦を始めた。供給チームはブラバム。供給するエンジンは、当時エンジニア兼メカニックだった久米是志(3代目社長)川本信彦(4代目社長)らによって開発された。
昭和40年(1965)の途中からデビューしたブラバムホンダのマシンは、最終戦では2位の好成績を残すものの、多発するエンジントラブルに悩まされ苦しい戦いを強いられた。そして昭和41年(1966)、ホンダは新型マシンBT18に、前年度を大きく上回る高回転・高出力の新エンジンを投入し参戦2年目に挑んだ。
BT18はデビュー戦で早くも待望の初勝利を挙げると、その後も勢いは止まらず、最終戦は勝利を逃すものの破竹の11連勝を記録。その内6度にわたって1−2フィニッシュを達成するという驚異的な強さでタイトルを獲得した。濃いグリーンにゴールドのストライブ、ノーズにHマークを飾ったブラバムホンダBT18は、ホンダの名を欧州に轟かせた。
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