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新宿高速バスターミナルは、新宿駅西口・MY新宿第二ビルにある高速バス専用バスターミナルである。昭和46年(1971)4月5日に開設し45年の歴史を持ち、都内では古い方のターミナルである。
「中央高速バス」の運行幹事役である京王バスがターミナルの管理・運営を行なってきている。京王バスの他、多数のバス会社が乗り入れており、昼夜を問わず活気があって、こんなところにバスターミナルがあるのかと思う繁華街の中に位置していて、本ターミナル独特な光景が見られる。 |
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<施設全体>
地下1階〜地上2階部に位置しており、地下1階に待合室が、地上1階に当日発券所・バスのりば(1,2番のりば)、地上2階に事務所がある。ビルの真向かいにはヨドバシカメラがある。バス車路と歩道の仕切りには段差もなく、きっぷ売り場、待合室の狭隘もあって全体に非常に手狭という印象を受ける。
<バスの入出場>
バス乗り場は2台分(以前は3、4台)のブースだけであり、他に近傍の1〜3箇所の乗降場で客扱いを行っている。バスは国道から、一方通行の道路を頻繁に行き交う歩行者に注意しながら、敷地に入って来る。2台目の駐車ではバック運転を伴い、停車する。繁華街であり、人通りが非常に多いため、警備員を配置し交通整理を行なっているが、特に発車直後の直角左折では、警備員の誘導のもとに慎重に進行していく。
<路線>
昼間は中央高速バスや東名高速系統を中心とする高速バス、夜間は東北・近畿・四国・九州方面に向かう夜行高速バスが主に発着している。夏には富士山方面へ行くバスが多くなり、混雑をする。平成2年(1990)10月には福岡(天神)へ夜行便で結ぶ所要時間15時間、1150kmを走破する運行時間・運行距離が日本一長い「はかた号」が発着を始めた。
<移転>
発着する路線は、一部を残して、平成28年(2016)4月4日に開業予定の「新宿バスタ」に移転する予定である。(画像と解説文は I・H さんの提供) |
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