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京都の玄関口である「京都駅烏丸口バスのりば」は、巨大な駅ビルと合いまった機能的なバスターミナルである。京都市バス、京都バス、京阪京都交通、JRバス、京阪バス、近鉄バスなど多くのバスが、次々とロータリーに集まり、出発していく。
<歴史>
京都市内の交通網は長らく市電が役割を果たしてきた。そのため京都駅前には、バス乗り場としてまとまったものは無かったが、バス交通網の拡大に応じて市電の停留所のホームに付設してバス乗り場ができた。
市電は昭和53年(1978年)9月30日の運転をもって廃止され、その路線は、市バスに代替された。
その後、昭和49年(1974)年に着工していた、京都市営地下鉄烏丸線の京都駅地下工事に合わせて、新バスターミナルが建設され昭和55年(1980年)11月27日に完成した。
以後、設備の老朽化とバス便の増加に対応すべく、改装工事を行い、平成11年(1999年)7月2日に完成した。 また、バス総合案内板の電子化等のリニューアル工事を行い、平成26年(2014年)3月22日に完成した。 |
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京都駅ビルの東側から、「京都駅前バスのりば」を見る。
<ターミナル構造>
駅ビルコンコースと塩小路通の間の敷地にバス周回走行用ロータリーを配置。これに接してコの字型ホームを設け、コの字にはさまって2つの島式ホームを持つ形態である。
島式ホームの駅コンコース寄り |
Aホーム、のりば3か所 |
島式ホームの塩小路通寄り |
Bホーム、のりば3か所 |
コの字の上側、塩小路通寄り |
Cホーム、のりば6か所、おりば3か所 |
コの字の右側、タクシー寄り |
Dホーム、のりば3か所 |
コの字の下側、駅コンコース寄り |
JRバス用ホーム、のりば3か所 |
ロータリーの出口側 |
定期観光バスの案内所とのりば |
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京都駅ビルの「空中径路」の展望所から「京都駅バスのりば」を見る。
<運営方式>
バスはホームに平行停車式である。塩小路通から、左折か右折でロータリーに入場し、C,D,A,B、JR用のいずれかのホームに停車する。乗客の乗降後、ロータリーを時計回りで周回し、塩小路通へ左折か右折、あるいは左折で、西洞院通へ退場していく方式である。
入出場のバスが多いので繁忙期、時間帯により、ひっきりなしのバス走行、停止、発車風景が見られて興味深い。(説明は I.Hさんの協力をいただく) |
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