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<道路側から全体を見る。建物の右側から進入> |
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<(左)大阪線、神戸線の発車時刻表。(右)祖谷線のバスは、大歩危駅経由でかずら橋まで> |
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<BTの全体像、左端に待機バスが見える。画面左ずっと奥側が阿波池田駅> |
阿波池田バスターミナルは徳島県三好市池田町サラダ(皿田)に位置する四国交通の専用ターミナルである。同社の路線バス、高速バス、定期観光バスが発着する。阿波池田駅の南西300mほどで、近辺に三好市役所本庁舎、ショッピングセンター、アーケード商店街があり、利用には便利な場所である。
池田町は甲子園出場の池田高校野球部の蔦監督、やまびこ打線で名を知られた。うだつのある建物が旧街道沿いに残る江戸時代からの町並みがある。
平成18年(2006)3月、池田町は周辺の町村と合併し、三好市となった。
<沿革>
池田町は江戸時代から葉たばこの生産地であった。明治38年(1905)、専売局池田製造所としてたばこ製造を始めた。以後,専売公社池田工場、日本たばこ産業(JT)池田工場として池田町の主力産業になっていたが、需要の減退で平成2年(1990)9月に池田工場は閉鎖された。その後、自動車部品工場に改装操業していたが、これも平成15年(2004)に閉鎖された。
池田町では、広大なこの工場跡地の活用として、ショッピングセンターを誘致し、また、阿波池田駅前にあったバス停留所が手狭であったことから、バスターミナルを新設することにした。池田町が土地を貸与、四国交通がターミナルを建設し、平成18年(2006)4月に供用を開始した。
<施設全体>
敷地は約3300u、平屋の待合室、乗車券売り場、観光案内所、バス待機場がある。
<乗り場>
・1番のりば
大阪線 昼間高速バス 往復各6本
神戸線 昼間高速バス 往復各3本
時間、本数、共に、列車利用より便利である。東京方面への直通バスはない。本ターミナル東方10kmに位置する、徳島自動車道の吉野川SA内にある三好バスストップに発着する松山方面から来る夜行高速バスが利用できるが、バスストップから駅周辺への連絡バスは無い。阿波池田駅から列車で徳島駅に出、駅前から東京行きの高速バスの利用が便利である。)
・2番乗り場 祖谷、かずら橋方面他近郊路線バス
・3番乗り場 祖谷、かずら橋方面への定期観光バス
(画像と解説文は I・H さんの提供) |
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