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4サイクルの耐久性・低燃費と扱いやすさで、誕生から40年以上を経た現在でもなお世界各国で生産・愛用され続けているスーパーカブの初代モデル。昭和33年(1958) |
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<世界が恋する”スーパーカブ”>
50ccでは量産が困難とされていた4ストロークエンジン、そば屋の出前にも便利な、片手でも運転できる足元のペダルだけで変速する自動遠心クラッチ、スカート姿でも気楽に乗れるステップスルーなど、それまでにない新しい乗りものとして生まれたスーパーカブ。現在も、その基本構成を大きく変えることなく世界中で愛され続けている。
「手の内に入るものをつくれ」という本田宗一郎の言葉をもとに、誰にでも扱いやすいサイズや機能的なデザインを徹底的に追求。タイヤも操縦安定性と足つきの良さを両立できる、当時のタイヤメーカーにはなかった17インチをスーパーカブのためだけに特注した。 |
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スーパーカブは、耐久性に優れ燃費もよく経済的、そして何よりも、誰もが気軽に乗れる使いやすさが受けて、世界中で大ヒットした小型オートバイです。
昭和33年(1958)にスーパーカブC100が登場し、それをベースとして、機構などに部分的な改良を加えた新型モデルが、相次いで発表されていった。そして平成20年(2008)には、スーパーカブシリーズの世界の生産累計は、6000万台に達した。これは、二輪車はおろか、全車両のなかでも世界最多の量産記録を誇り、現在なおも更新中です。
展示されている車両(4段目画像と5段目動画)は、昭和38年度(1963)の製造・販売されたスーパーカブC100で、初期型に一部改良を加えたものの、基本となる設計・仕様はほとんど変わっていない。
エンジン |
空冷4サイクル単気筒 OHV 49cc |
最高出力 |
4.5PS/9,500rpm |
最高時速 |
75q/h |
重量 |
55s |
付帯装備 |
自動遠心クラッチ付き三段変速 パイプ/鉄板プレス連結フレーム |
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