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先進技術を詰め込んだホンダ2作目のスクーター。水平対向2気筒エンジンに、HRD油圧無段変速機を組み合わせ、モノコックフレームに搭載、スリムが特徴だった。昭和37年(1962)
<先進すぎたスクーター”ジュノオM85”>
すべてにおいて斬新なスクーターとなったジュノオM85。高性能と低振動を両立する空冷4ストローク水平対向2気筒エンジンを、通常のシート下ではなくレッグシールドの前に配置し、スリムな車体と広いステップフロアを実現。イタリアバダリーニ社の特許技術を応用して開発した、ホンダ初の無段変速オートマチックトランスミッションも採用。当時の生産技術では実現不可能と言われたほどの精緻なメカニズムで注目を集めたが、販売につながらずジュノオM85は短命に終わった。
しかし、その後も無段変速機の開発は続けられ、平成3年(1991)の全日本モトクロス選手権に参戦したRC250MAでこの技術を蘇らせ、チャンピオンを獲得し人々を驚かせた。
エンジン |
空冷 4サイクル 水平対向2気筒 OHV |
排気量 |
124cc |
最高出力 |
12PS/7,600rpm |
最高速度 |
100q/h |
重量 |
157s |
その他 |
HRD オートマチック |
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