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ホンダ初のスクーター。4サイクルE型エンジンにセルモーター始動を組み込み、固定ウィンドスクリーン装備、FRP樹脂など最新技術・最新材料が採用された。昭和29年(1954)
<ホンダ初のスクーター”ジュノオ”>
ローマ神話の女神の名を冠したホンダ初のスクーター、ジュノオ。「自動車の代わりになる全天候型スクーター」をコンセプトに、独創性に富み、ユニークなアイデアや技術がふんだんに盛り込まれた。
ボディには当時の最先端素材だったFRPを使用し、モダンで流麗なスタイリングを実現。また、メーターまわりは自動車のダッシュボードを意識してデザインされた。スクリーンは風雨をしのぐセルモーターを採用するなど、充実した装備を誇った。しかし、重すぎる単体やパワー不足により販売は伸び悩み、1年半で生産は終了した。
エンジン |
空冷 4サイクル 単気筒 OHV |
排気量 |
189cc |
最高出力 |
6.5PS/4,800rpm |
最高速度 |
70q/h |
重量 |
170s |
その他 |
3段変速 |
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