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ホンダ初の4サイクルOHVエンジンを搭載。開発時に天下の険といわれた長い急坂の箱根峠超えテストに挑戦。雨天の走破に成功し、信頼性と耐久性を実証した。昭和26年(1951)
エンジン |
空冷 2サイクル 単気筒 OHV |
排気量 |
146cc |
最高出力 |
5.4PS/5,000rpm |
最高速度 |
75q/h |
重量 |
97s |
その他 |
鋼板チャンネルフレーム、2段変速 |
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<初の4ストローク”ドリームE型”>
1951年に発売された、ホンダ初の4ストロークエンジンを搭載したドリームE型。当時、他社の4ストロークエンジンはサイドバルブ方式が主流だったが、高度な工作技術が必要なOHV(オーバーヘッドバルブ)方式を実現。後に二代目社長となる河島喜好が設計し、自ら運転した走行テストでは、当時の国産小型車が一気に登れなかった箱根超えにチャレンジし、ノンストップで走破した。
高い性能と優美なスタイリングは、新しい生活を求めていた人々の心を強く捉え、注文が殺到。これを機に、新工場を次々と建設し、本社を浜松から東京に移転。ドリームE型は飛躍の原動力となり、「4ストロークのホンダ」の原点となった。 |
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