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ホンダ初の本格的モーターサイクル完成車として登場。量産に適する鋼板加工チャンネルフレームを採用、この後の大きな夢を託して”ドリーム号”と命名された。昭和24年(1949)
エンジン |
空冷 2サイクル 単気筒 ロータリーバルブ |
排気量 |
98cc |
最高出力 |
3.4PS/4,500rpm |
最高速度 |
60q/h |
重量 |
76s |
その他 |
キックスターター、2段変速、鋼板チャンネルフレーム |
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<初の本格二輪車”ドリームD型”>
1949年に、より速く快適で、本格的な二輪車を目指して開発されたドリームD型。当時、国産二輪車は黒塗装の鋼管フレームが主流のなか、ドリームD型は量産性が高いプレス鋼板のチャネルフレームを採用。美しいマルーン色に塗装され、ひときわ目を引いた。
クラッチ操作を必要としない、チェンジペダル操作だけで変速できる2速トランスミッションも開発。誰もが気楽に乗れると謳われたこの機構は、後のスーパーカブに採用される自動遠心クラッチの発想への原点となった。 |
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