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スクランブラーCLシリーズの第1号車。CB72のエンジンを、舗装路から悪路走行までを可能にした19インチホイールの車体に搭載。主にアメリカに輸出された。昭和37年(1962)
エンジン |
空冷 4サイクル 2気筒 OHC |
排気量 |
247cc |
最高出力 |
24PS/8,000rpm |
重量 |
153s |
その他 |
2キャブレター、シングルクレードルパイプフレーム |
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<ザ・スクランブラー”CL72”>
CB72をベースに前後19インチのブロックパターンタイヤ、左2本出しのアップマフラー、幅広いハンドルなど専用装備を満載したCL72。草原やダートでも自由に走れる「スクランブラー」として登場した。
発売間もない当時、アメリカではホンダの販売店に勤める2人の若者がCL72を駆り、砂漠や岩山が延々と続くバハ・カリフォルニア半島の縦断に挑戦し、約40時間で走破。このニュースが知れ渡ると、2人の大冒険に刺激を受けた者が次々と記録更新に挑むようになり、バハ・カルフォルニア半島の端から端まで不眠不休で走りきる、世界最長のノンストップレース「バハ1000」が生まれた。CL72は道を選ばず自由を謳歌できるバイクとして人気を集めた。 |
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