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ホンダ技研工業設立前年の昭和22年(1947)、初めてホンダの名で製品化した自転車用補助エンジン。市販の自転車に簡単に取り付けられ、昭和26年(1951)まで継続生産されたロングセラー。昭和22年(1947)
エンジン |
空冷2サイクル 単気筒 ロータリーバルブ |
排気量 |
50cc |
最高出力 |
0.5PS/5,000rpm |
重量 |
10s |
変速機 |
片持ちクランクシャフト、クラッチ兼用の手動式ベルト変速装置 |
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<ホンダエンジン第一号”A型”>
ホンダの名を冠した最初の自社製品として、1947年に発売されたA型。エンジンは2ストローク50ccで、吸気系にロータリーバルブを採用。燃料タンクには現在のウィングマークのルーツとなるエンブレムがあしなわれた。
また、本田宗一郎の「ものをつくる時は、それと一番長く付き合う人のことを考えろ。まずは使うお客さん、次は販売店の修理工、その次は工場の組立工だ。」という信念のもと、取り付けや修理が楽にできる「親切設計」が随所に施された。
A型の人気ととに、自転車用補助エンジンの市場は一気に拡大。この成功の中、昭和23年(1948)9月、本田技研工業株式会社は誕生した。 |
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