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「一式陸上攻撃機」は、長距離飛行が可能だった「九六式陸上攻撃機」の後継機として、海軍が三菱重工業に株式会社に試作を指示したもので、昭和16年(1941)に一一型が制式採用された。
「一式陸上攻撃機」は、「九六式陸上攻撃機」よりも多量の燃料や機銃を積載できる工夫が施され、航続距離や攻撃力において「九六式陸上攻撃機」を上回る性能を持っていた。しかし、防御面での開発は軽視されたため、被弾すると発火しやすく、大きな損害を受けた。
「一式陸上攻撃機」は量産に適しており、エンジンを二発搭載した軍用機としては日本で最も多く製造された。(総生産数2,416機)。「火星」二一型エンジンを搭載した「一式陸上攻撃機二二型」は、昭和17年(1942)から昭和20年(1945)にかけて1,154機が製造された。(説明文・画像の一部は現地解説文より引用) |
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