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航空大学校でパイロット養成に使用された練習機。
保安庁(現:防衛省)の初等練習機としての採用をめざし、昭和28年(1953)、川崎航空機工業(現:川崎重工業)が開発に着手。翌年2月の初歩行では、横転、きりもみ、宙返り、急降下などの高等飛行を披露して、日本人好みの高い操縦性を示した。
結果的には、戦後7年間の航空禁止令による技術的空白は大きく、装備品などを含めた総合評価でアメリカのビーチクラフトT-34メンターに及ばず不採用となった。
量産は断念されたが、後に運輸省(現:国土交通省)が民間航空事業のパイロット養成のために創立した航空大学校で訓練に使用された。
乗員 |
2名 |
全長 |
8.5m |
全幅 |
11.5m |
全高 |
2.8m |
最大速度 |
298q/h |
全備重量 |
1,385s |
エンジン |
ライカミングGO-435-C2B 空冷水平対向型6気筒 194kW(260HP) |
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