|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
飛行安定性のコンピュータ制御確立に貢献した研究機。
T-2高等練習機の試作3号機を改造した研究機。昭和53年(1978)から防衛庁技術研究本部(現:防衛装備庁)で開発が進められ、昭和58年(1983)に名古屋飛行場で初飛行。以降、岐阜基地で技術研究やテストパイロット教育に用いられた。
CCV(Cntrol Configured Vehicle)とは、航空機の安定性をコンピュータ制御で作り出す技術。コンピュータが常に最適の飛行状態を維持することで、パイロットの負荷が軽減され、操縦性が著しく向上する。本機により収集されたデータは後のF-2支援戦闘機の開発に生かされた。 |
|
|
|
全幅 |
7.9m |
全長 |
17.9m |
全高 |
4.4m |
重量 |
10,100s |
最高速度 |
1.6マッハ |
乗員 |
2名(実験実施時1名) |
エンジン |
石川島播磨 TH40-IHI-801A 2基 形式:二軸式アフターバーナー付きターボファン
圧縮機:軸流低圧(ファン)2段・高圧5段 タービン:軸流高圧1段・低圧1段
推力:32.5kN(3,310s)×2 |
メーカー:三菱重工業 (現地解説板より引用) |
|