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<川崎 KAL-1 連絡機>
各務原での飛行機づくりを再スタートさせた国産機
昭和20年(1945)の敗戦から7年間にわたり、日本は航空機の研究・実験・生産を一切禁止された。昭和28年(1953)、「KAL-1」は、そうした時期を乗り越え、日本の航空機産業の再スタートという希望の下に、各務原で戦後初めて設計・製造された航空機である。2機が製造され戦後の国産機としては初の引込脚を備えた全金属製の本格的な飛行機であった。
展示している機体は2号機で、製造元である川崎航空機工業(現:川崎重工業)の社用機として使用されたもの。昭和29年(1954)に、国産機として戦後初の海外訪問飛行を行っている。(現地解説板より引用) |
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