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妙蓮寺は、本門法華宗の大本山で、卯木山と号し、日像上人を開基とする。永仁3年(1295)に、柳屋仲興道妙蓮が日像上人に帰依して、西洞院五条の邸を寺に改め、柳寺と称したのが当寺のはじめで、永享年間(1429〜1440)に、日存、日動、日隆、日慶らが、大宮通四条下るに伽藍を移築造営し、妙蓮寺と改めた。
その後、たびたび寺地をかえ、天正15年(1587)豊臣秀吉の聚楽第造営のとき、いまの地に移った。現在の建物は、天明の大火(1787)後の再建である。
玄関、奥書院の襖絵は、長谷川等伯一派の筆といわれる濃彩の金碧画で、庭内の奇石とともに秀吉が寄進したものと伝える。なお、寺宝には、本阿弥光悦の筆になる立正安国論(重要文化財)などがある。 |
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境内にある御会式桜(おえしきざくら)。日蓮大聖人が入滅された10月13日前後から咲き始め、翌4月8日のお釈迦様生誕の頃に満開になる珍しい桜です。日蓮大聖人が入滅された時、開花したという言い伝えのある桜です。 |
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