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国指定建造物。日本武尊が千駄木の地に創建したと伝えられている。現在地は江戸時代、甲府宰相・松平綱重の山手屋敷跡であり、のちに6代将軍となる徳川家宣の誕生地であった。5代将軍・徳川綱吉は家宣の産土神(うぶすながみ)として宝永3年(1706)に千駄木にあった社をこの地に移して、社領500石を附し、権現造の社殿を造営した。
根津神社の社殿は拝殿・本殿と両者を接続する弊殿(相の間)からなり、しかも一つの屋根でまとめ、権現造の完成された姿をみせている。拝殿前には唐門を配し、その左右から透塀(すかしべい)で社殿を囲んでいる。唐門前方の楼門を含め、権現造神社建築様式の旧規を示すものとしてすべて国指定重要文化財である。 |
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祭神は須佐之男命、大山昨命、誉田別命、大国主命、菅原道真公である。境内には「家宣の胞衣塚(えなづか)」(文京区指定民俗文化財)、「塞(さえ)の大神碑」などがある。
春の盛、初夏を思わせるよう気候に再訪する。つつじ祭は既に終了しているが、多くの人々が訪れ、参拝者が列を成している。濃い緑が清々しい。 |
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