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祭神は速須佐之男尊、天照大御神、豊受大御神。創祀は不詳で、古くは牛頭天王社、祇園社などと呼ばれていた。寛文5年(1665)2月11日の火災により延焼し、現在の場所に遷座する。本殿は、文久3年(1863)に造営された。
7月第3日曜日に行われる「土山祇園祭花傘神事」は祇園祭の前宮祭と呼ばれ、大字南土山十四組ごとに奉納された花傘から花を奪い合う「花奪い行事」が行われる。これは、承応3年(1654)に復興されたと伝えられ、滋賀県選択無形民俗文化財になっている。
天明7年(1787)光格天皇の、嘉永元年(1848)に光明天皇の両大嘗祭に、当社拝殿が悠紀斎田抜穂調整所となった。また、明治元年(1868)旧暦9月22日、明治天皇御東幸御駐輦の時に、当社境内が内侍所奉安所にあてられた。
本殿の前には願かけ神石があり、この神石をなでると健康長寿・祈願成就がかなうと伝えられている。 |
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