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今宮戎神社は、聖徳太子が四天王寺を建立されたときに西方の鎮護としてお祀りされたのが始めと伝えられている。戎さまは、もともと漁業の守り神であり、海からの幸をもたらす神を象徴している。左脇に鯛を右手に釣竿をもっていることでも分かる。
平安時代後期に、四天王寺の西門に「浜の市」が開かれるようになり、市の守り神として戎神社の戎さまが祀られるようになった。その後、大阪は商業の町として繁栄し、今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として賑わうようになってきた。
社殿は、昭和20年戦災で焼失したが、昭和31年に本殿が復興した。1月9、10、11日に行われる「十日戎」の行事もしだいに盛んになり今日に至っている。
訪れたのは1月10日。十日戎の真ん中。大勢の参拝客で境内はごった返している。「商売繁盛、笹持ってこい」のかけ声が響き渡る。縁起物の笹は、北の壁を背にして、南の方角を向け部屋の高い場所に飾るとよいそうです。 |
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