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祭神は天照皇大神、田霧姫神(たぎりひめのかみ)、底筒男神(そこつつおのかみ)、中筒男神(なかつつおのかみ)、表筒男神(おもてつつおのかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)。末社の熊丸稲荷神社の祭神は熊丸稲荷大明神。人丸神社は柿本人麻呂。
後白河天皇が和歌の参神を平安京に勧請される為、保元2年(1157)藤原俊成に勅された。俊成は勅を奉じて、摂津国、住吉より五條室町の地に分祀し、新住吉と稱え奉った。
それより朝野の崇敬篤く、和歌所の別当が奉齋して、社運隆盛を極めたが、応仁の乱の兵火にかかり、社殿悉く消失した。
永禄11年(1567)正親町天皇が荒廃を惜しまれ、現在の地に遷座、正殿を造営した。爾来、歴代の崇敬篤く、歌道伝授に際しては、勅使が派遣され代拝された。
その後、二度にわたり類焼、再造されたが、明治32年(1899)伯爵冷泉為紀の呼びかけで広く寄附をつのり、同11月現在の社殿が建立された。 |
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