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                  <大将軍神社> 
                   この付近一帯、すなわち旧今原村・鎮守庵村・総門村・田尻村の産土神(うぶすながみ・鎮守神)である。 
                   祭神は磐長姫命、毎年10月23日に行われる例祭は旧四ケ村が交代で務める慣行が今に伝えられており、方除け、安産の神として信仰が深い。 
                   大将軍の社名は、桓武天皇が平安京を造営されるに際し、王城鎮護のために四方の隅に大将軍を祀られたことに由来すると伝えられ、当社のほかにもその社名は見られるが、いずれも由緒は明らかではない。当社もその例外ではないが、古くは角社(すみのやしろ)とも呼ばれるように平安京の西北隅に位置して方違えの神としても信仰を集めてきたと考えられ、往年は祭礼も盛大を極めた。 
                   当社の背後には瓦屋の窯跡があり、付近は朝廷木工(もく)寮に属した瓦屋の所在地で、瓦屋の鎮守神であったとも伝えられている。 
                   現社殿は賀茂別雷神社(上賀茂神社)の摂社・片岡社を移築したもので、賀茂造りの古式を伝えている。  | 
                 
              
             
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