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<由緒 淡海國玉神社>
祭神 大国主命 他十五柱
創立年月日は不詳。延喜式神名帳所に載式されている「遠江国淡海国玉神社」です。特選神名帳に「今按ずるに、社殿祭神大国主命とあるは、国玉神と言うをひたむきに此神と思へるよりの誤りなれば、祭神淡海国玉神として可ならん」との考えもあります。今は明細帳並に神社書出しによります。三代実録貞観七年五月八日の条に「遠江国正六位の淡海石井神に従五位下を授く」との記録もこの神社のことです。現在地への遷座の年月等詳細の解る文献は残念ながら残っていません。(遠江国風土記伝)
<総社>
古来より当社は遠江の国の総社として広く崇敬されています。総社とは国司が国内(ここでは遠江の国)の神社を巡拝するのに便宜をはかり、総社をお参りすれば国内のすべての神社をお参りしたのと同様とされました。つまり遠江の各神社の神様が祀られていると言うことです。
<大国主命と兎>
数ある神話の中でも有名な「因幡の白兎」。話の中では兎はサメを騙した悪者ですが、一説には大国主命の奥さんの八上姫が兎を使者として結婚相手を探したとも言われています。自分の身体を傷つけて大勢いる兄弟神様の中から清い心の持ち主の大国主命を見つけ出す役目をした訳です。この兎のお陰で大国主命と八上姫はめでたく結婚されたので、「縁結びの神様」としても慕われています。(以上社記より)
<淡海>
淡海は、淡水湖の意味で、琵琶湖のある近江国を近淡海国、浜名湖のある遠江国を遠淡海国とも称した。淡海國玉神社は、遠江国の国を神格化した神社ということになる。 |
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