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熊野本宮大社は、熊野三山の一つで、かつては「熊野坐神社」と呼ばれていた。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神とする。
本宮大社の社殿は熊野川とその支流の音無川と岩田川が合流する中州(大斎原(おおゆのはら))にあったが、明治22年(1889)の大洪水で倒壊したため、明治24年(1891)に、現在地に移されている。
熊野本宮大社が大斎原にあった当時は、上、中、下の三社で構成されていたため熊野三所権現とも呼ばれていた。また、三社はそれぞれ四殿からなり、十二殿で祭神が祀られていたことから、熊野十二社権現とも呼ばれていた。ユネスコの世界文化遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている。 |
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旧熊野本宮大社の上中下各四社のうち、上四社を除くすべての社殿を大洪水で押し流されてしまった。そのため、上四社を明治24年に現在の地に遷し、その他の流された社殿(中4社、下4社)は石祠を造営して合祀してある。大鳥居は平成11年(1999)に建てられたものである。(画像はA.Sさんの提供) |
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