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鶴岡八幡宮は、源頼義が前九年の役平定後、康平6年(1063)報賽のため由比郷鶴岡の地に八幡大神を勧請したのに始まる。
治承4年(1180)源頼朝は源氏再興の旗を挙げ、父祖由緒の地鎌倉に入ると、まず由比郷の八幡宮を遥拝し「祖宗を崇めんが為」小林郷北山(現在地)に奉遷し、京に於ける内裏に相当する位置に据えて諸整備に努めた。建久2年(1191)大火により諸堂舎の多くが失われたが、頼朝は直ちに再建に着手し大臣山の中腹に社殿を造営して上下両宮の現在の結構に整えた。
以来鶴岡八幡宮は武家の守護神として北条・足利・後北条・徳川各氏も社領等の寄進、社殿の修造を行い篤く尊崇した。 |
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<鶴岡八幡宮 大銀杏>
大銀杏は樹齢一千年余、高さ30.5mあったが、平成22年(2010)年3月10日未明、強風に煽られ、根元から倒伏。
再生・再起を願い、大石段側の元の場所に残された根を保全、倒伏した大銀杏の本体(親木)は、西側(左)へ移植した。元の場所に残された根からの若木が勢いよく伸び出し、移植した幹からも萌芽し葉を付けるまでになった。大銀杏の後継樹としての若木の選定、また親木の再生根の確認が出来るまでには数年の観察が必要とされる。
源実朝 |
山はさけ うみはあせなむ 世なりとも 君にふた心 わがあらぬやも |
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舞殿(下拝殿)は、源義経の愛妾である静御前が舞ったところという伝承がある。静御前が舞ったのは若宮の廻廊で、その跡地に舞殿が建てられた。 |
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源平池(上の画像のうち上2枚が源氏池、下2枚が平家池)は、源頼朝の命により造られた。源氏池には「白蓮」が、平家池には「紅蓮」が咲いていたというが、現在は紅白咲き乱れている。源氏池には3つの島、平家池には4つの島がある。 |