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池宮神社は、敏達天皇13年(584年)の創建とされているが、池そのものが御神体というめずらしい神社です。秋の彼岸の中日に、この池で行われる「お櫃(ひつ)納め」(納櫃祭)が地元ではよく知られている。池に住むという龍を供養するための奇祭で、赤飯をつめたお櫃を下帯姿の若者たちが、お櫃を池の中央に運び、体重をかけて回転させながら池に沈めるというものです。
一説によると桜ヶ池は信州の諏訪湖とつながっているといわれ、沈めたお櫃が諏訪湖に浮かんだという伝説もある。古くから開運厄除、延命長寿、大漁満足、海上安全の神として信仰されてきた神社である。 |
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<池宮神社本殿>
本殿は、一間社母屋造平入、流れ向拝付、柿葺(こけらぶき)本柱、向拝柱几帳面取角柱、総朱塗、木階五級の建築であるが、鬼斗、かえる股等に江戸時代中期の意匠工法が散見され、小規模ではあるが注目すべき建物である。 |
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