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北見國(宗谷、網走地方)は西蝦夷地といって茫々とした山岳と原野が相連り海浜や河岸に僅かに土人が住居していたが、松前藩主が北海道全島を統括以後、天明5年(1785)7月15日徴税のため能登の人村山伝兵衛が松前藩主の請負人として宗谷に在駐の際、北門警備の守護神として伊勢皇大神宮の御分霊を奉斎して宗谷大神宮と称し土人と共に信仰し、近江の人岡田伝五郎請負を引継ぎ、次いで文化4年(1807)6月徳川幕府の請負人藤野嘉兵衛に至り、ますます崇敬し、後在来の古社を大字稚内村字ホロキノブに移し3407坪を社用地として社殿を移建。武甕槌神、事代主神を合祀して当郡鎮護の神と尊崇し、明治29年(1896)7月15日神社創立認可を得て、北門神社と公称して、神威を輝かして今日にいたる。
(境内の神社沿革より)
神職が常駐する神社としては、日本最北に位置する。 |
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