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創建の年代は詳かではないが、社伝には和銅元年(708)とも伝えられ、古来薩摩一の宮と呼ばれる地方開拓の祖神として朝廷の尊崇厚く薩摩藩主島津氏の直領となってからは、さらに航海・交通の守護神として崇敬が厚く、明治4年神社制度の制定で国弊小社に列格された。
社殿は、総朱漆塗極彩色の鹿児島地方独特の建物で、正面に唐破風の向拝のついた勅使殿、その奥に、拝殿・幣殿・本殿と連なり本殿入口には向拝柱の見事な雲龍の彫刻柱が配置されている。これらの建物は、慶長15年(1611)島津氏によって再興されたものである。
宝物殿には、国指定重要文化財の松梅蒔絵櫛笥(玉手箱ともいう)の他、鎧を始め古鏡外神舞に使用する24面の神楽面や装束、その他古文書、琉球王奉納の額等多数陳列されている。
祭神は大日霊貴命(天照大神)を正祀とし、他に皇祖神八柱を配す。 |
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