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「しだれ桜」で知られる善福寺の御本尊は、阿弥陀三尊仏で天竺伝来と伝えられて、多田源氏の祖、満仲の守り仏であったといわれている。
木像聖徳太子像、重要文化財 聖徳太子御二歳のとき、東に向かって南無仏と唱えられたという(太子伝暦、917年)お姿をあらわした「南無仏太子像」です。高さ70pほどで、端正な童顔に上半身裸像金泥で合掌、下半身緋の袴の立像です。胎内には「法印湛幸、湛賀」と銘あり、鎌倉末期、運慶一門の仏師によって作られたことがわかる。
仏教を我国に取り入れられた聖徳太子を釈迦の化身であるとする太子信仰が鎌倉時代に盛んになり、多くの太子像が作られた。太子二歳像も現在、鎌倉後期以後の作品が多く、中でもこの像は優れた作品である。
善福寺は有馬温泉の中にあり、枝垂れ桜が美しい。 |
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