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龍福寺は、毛利元就が、かつての主君大内義隆の菩提を弔うために、1557年に大内氏の館跡に建立した寺である。この境内地は大内館の跡地である。本堂は弘治3年(1557)に建立されたが、明治14年に焼失した。現在の本堂は、大永元年(1521)、大内義興が建立した興隆寺釈迦堂を移築したもの(重要文化財)。大内義隆の位牌が安置されている。
毛利隆元は大内家滅亡後、ここを菩提寺と定めた。山門はその当時のものであるという。大内氏は、この地を京の都に似せて町づくりを行ったことで知られる。全国に「小京都」と呼ばれる町がいくつかあるが、山口もその一つになっている。 |
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