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正法寺の創建は、聖徳太子が赤坂の地を訪れた際、太子堂を建立したことが起源と伝えられている。 |
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当初は天台宗の寺院だったが、浄土真宗に改宗している。文化財が多く、鎌倉時代の絹本著色釈迦如来像(愛知県指定文化財)や徳川家康が寄進した綱代団扇などが有名である。
イヌマキ(雌雄)、ワビスケ(有楽椿)が豊川市指定天然記念物に指定されている。
<正法寺のイヌマキ>
イヌマキは通称マキといい、常緑樹で雌雄は異株です。この木は雌木で、花は5月頃に開き、緑色の種子はおよそ球形で10月頃に熟す。花托は倒卵形で暗赤色に色づき、甘味があり食べられる。
樹齢は約500年、木の高さは約20mで、幹の回りは目通り約2.6mもあり、県下でも珍しく大きなものです。また、雄木は本堂左側にあり、樹齢、大きさともこの雌木とほぼ同じです。
<正法寺のウラクツバキ(有楽椿)>
ウラクツバキは、茶人織田有楽斎(織田信長の弟)が茶花として愛好したことからこの名が付いたといわれている。関東では『太郎冠者』とも呼ぶ。
この木の樹齢は約400年で、花は1月上旬から3月末まで咲き続ける。わずかに淡紫色を帯びた桃色で、白斑の入った花もある。形状は一重中輪です。 |
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