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大岡城跡の東側にある天宗寺(曹洞宗・てんそうじ)
今より七百数十年前文応年間に香坂宗清が移封されてこの地に来り仏門に入り法覚と号し、法香庵を創立す。その後武田信玄内室菊御前の中興により伽藍を建立し寺縁を附す次に芋川越前守親正来り聖雲山天宗寺と改め七堂伽藍を完備す然しながら以降数度の災害にあい明治初年に至りようやく本堂を再建す。
昭和9年(1934)風害に依り倒壊した庫裡は再建され今日に至るも50年を経て老朽はなはだしいため昭和59年(1984)年6月総代会に提案し改築の議決を得尚檀徒世話人会を開催し了承を得る。続いて各地区懇談会を催し亦改築委員会を組織し126名の委員に於て分担しこの大事業を推進す。(石碑より)
川中島の戦いのころは武田信玄もしばしば立ち寄ったとされる。本堂の両脇には樹齢400年といわれる合掌桜(シダレザクラ)があり、春には見事な花を咲かせる。 |
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