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宝積寺の寺伝によると、奈良時代に聖武天皇が僧行基に命じて建立したといわれる古寺です。境内は広く、山門から一直線にのびる参道の右側には桃山時代の建築で重文の三重塔、さらに進むと本瓦葺きの堂々とした本堂がある。
寺宝も多く、特に仏像彫刻に見るべきものがあり、本尊十一面観音立像、金剛力士像、閻魔王坐像、倶生神坐像、暗黒童子坐像、司録坐像、司命坐像が重文に指定されている。また、本堂横にある小槌の宮には大黒天が祠られ、打出と小槌によって福徳がさずけてもらえる祈祷が行われ、現世利益を願う人々で賑わっている。年間行事にもみるべきものが多く、節分祭や鬼くすべなど興味深いものがある。 |
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聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出」と「小槌」を祀っていることから「宝寺」とも言われる。別名は大黒天宝寺である。
本堂斜め前の桜は、京都・嵯峨野の桜守佐野藤右衛門氏の苗床より移植したものです。 |
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