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<南都十輪院>
優曇華や石龕きよく立つ佛 秋桜子
十輪院は元興寺旧境内の南東隅に位置している。奈良時代の僧で書道の大家、朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基といわれている。本堂(国宝・鎌倉時代)は軒や床が低く、当時の住宅を偲ばせる建造物です。この本堂の中には本堂である地蔵菩薩を中心にした石仏龕(せきぶつがん・重文・同時代)を祀る。そこには釈迦如来、弥勒菩薩の諸仏のほか、十王、仁王、四天王や北斗曼荼羅の諸尊などが刻まれ、
非常に珍しい 構成を見せている。境内には、魚養塚、十三重石塔、興福寺曼陀羅石など多数の石仏が点在している。 |
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