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大悲山の中腹にある本山修験宗の寺院。
峰定寺(ぶじょうじ)は、平安末期の仁平4年(1154)山岳修験者の観空西念(かんくうさいねん)が創建し、同年4月鳥羽上皇の勅願により不動明王・毘沙門天像が奉納された。寺の造営には、工事雑掌として平清盛が任命され、平治元年(1159)に仏舎利、十六羅漢画像を奉納したと伝えられている。
現存する本堂(わが国最古の舞台造り建築)や仁王門などの建物は、いずれも鎌倉時代末期の貞和6年(1350)の再建によるもので、仁王門に安置された二体の金剛力士立像などとともに、重要文化財に指定されている。
花背大悲山は京都府歴史的自然環境保存地域に指定されている。 |
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